武田の杜 ヤマビル発生状況報告(2025.6月)

場所:山梨県甲府市武田の杜
天候:曇り
気温:22°
時間:AM7:00

6/17 武田の杜ヤマビル発生状況定点観測を行いました。

7時、森林セラピーコースを東の平→中の平→西の平とヤマビル対策を行った場所にヤマビルの発生があるか、ヤマビル以外にはどんな生物がいるかを観察いたしました。

東の平

目視でのヤマビルの発生はありませんでした。東の平に設置してある切り株を動かし地表面にミミズがいることがわかりました。他にアリ類などの営巣がありました。路面状態は前日の降雨により水分を多く含んだ状態です。

中の平

目視でのヤマビルの発生はありませんでした。周囲にあったレンガを動かしてみるとミミズが営巣していました。4月に8t程度ウッドチップを敷き積めた場所を掘り返してみるとやはりミミズが営巣していました。

西の平

目視でのヤマビルの発生はありませんでした。以前から堆積しているウッドチップを掘り返してみるとミミズが営巣していました。他にヤスデやクモなどの営巣がありました。

この3箇所は、3/12、3/26にコイレット剤の散布を行いヤマビル対策を行っています。コイレット剤の効力は2週間となっていて、現在6/16の時点で3ヶ月が経過していることになります。ヤマビルの発生はありませんが環形動物族として同じミミズの営巣が確認ができたのでコイレット剤の効力は無効となっている。 環境を以前ヤマビルが発生していた時とは改善しているので今のところそれがヤマビルの発生を抑制しているのではないかと推測する。

引き続き経過観察を行いたいと思います。

5/31、管理道から冬の小道にかけてものすごい数のヤマビルが営巣していました。

その時自身のヤマビル対策はレギンスを装着するだけで30匹以上まとわりつき 6箇所吸血されました。今回は住化エンバイロメンタルサイエンスの鈴木様からヤマビル忌避テープ シャーリーをご提供していただきました。ズボンと靴下の隙間がなくなるようにテープで巻きつけました。シャーリーにはリンゴ酸が塗布されておりヤマビルを忌避するようにできています。シューズにはヒルノックを散布していきました。

前回は刈り払機で草刈りをしながら行きましたが、今回はヤマビルを観察しながらマウンテンバイク広場→管理道→冬の小道→サービスセンターと約3キロの行程を歩きました。

予想はしていましたが管理道の下り林道を歩き始めると途端にヤマビルが襲いかかってきます。

足元をみると前から後ろから茂みからと最初はポツポツとでしたが次第にどんどん湧いてきます。湧いてくるという表現がふさわしく地面にいた個体が起き上がり私を感知するや否や徒党を組んで向かってきます。その状態がひたすら冬の小道から西の平手前までずっと続きます。ほぼいない場所はないと思います。

ヒルノックを靴に散布しているにも関わらずヤマビルだらけの状態です。
大量のヤマビルたちは必死に移動をくりかえてして吸血する場所を探し右往左往します。

ヤマビルがこちらを補足してじっとしている状態(約60cm離れた状態)から 1分で右の写真スネ辺りまで登ってきます。ただ今回はシャーリーの効果が非常に高くて1頭もスネから上には登ってこれませんでした。

シャーリーの検証としては最高の結果になったと思います。今後ヤマピルの営巣域での作業を行う時には必須になるかと思います。