場所:山梨県甲府市武田の杜
天候:曇天
気温:25°
時間:PM13:30

7/23武田の杜内、北側管理道、冬の小道に重曹(重炭酸ナトリウム)を散布機を使用して10kg散布した効果検証を行いながら再度重曹を10kg散布を行いました。
ヤマビル対策に重曹
栃木県ヤマビル対策HPでは1平米あたり重曹を20g散布をして効果がある程度あったという事でした。散布機を使用して重曹を散布すると細かな分量を散布できないため均等には散布できていないなど、どういう結果になっているか。前日は降雨があり路面はかなり水分を含んだ状態でヤマビルが発生しやすい環境です。

実際重曹がヤマビルに対して有効なのか私自身に吸血していたヤマビルに対して重曹を振り掛けてみるとすぐに硬直して動かなくなり体液、吸血した血液が腹部側から流失し死滅しました。速効性はありましたが持続性はどうでしょうか。 いつものようにMTBコースから管理道へ向かい早速ヤマビルが靴に付着しています。管理道からよく地面を観察しながら進みました。

前回重曹を散布した場所をよく見てますがヤマビルの発生はありませんでした。
それでも300M 下ったあたりで最初のヤマビルの発生を確認しました。再度重曹を散布しながら進むと程よく所々からヤマビルが近寄ってきます。5~6月の最盛期に比べてヤマビルの発生自体は減少しているものの重曹の効果なのか季節的なものなのか分からないような現状です。
自宅でヤマビルの観察を行いまして気温が28°以上が数日続くとヤマビルの活性が著しく低下していたので武田の杜でも同様にヤマビルの活性が下がっている可能性はあるかと思います。管理道は終始若干発生がある状態でした。
折り返して冬の小道へ入るとヤマビルの活性が高い状態でした。
山道脇から私を感知して右から左からと複数匹が寄ってくる状態です。明らかに重曹の効果は無いように感じました。 前回重曹を散布した感覚では、管理道も冬の小道も同様に散布を行なっています山道脇に堆積している枯葉によって重曹からヤマビルが守られていたのか降雨によって上から新たに流れてきたのか前回以上に発生があるように感じました。そして翌朝に再度重曹を散布した場所を観察してみることにしました。
散布した重曹が靴に付着してヤマビルが靴に辿り着いてもUターンして戻って行きました。土壌に散布した重曹にヤマビルが通過しても左ほど忌避している感じはなく若干速度が遅くなる程度でした。
西の平
ウッドチップ下に環形動物であるミミズはいましたがヤマビルの発生はありませんでした。


中の平
ウッド下や周辺にヤマビルの発生はありませんでした。


東の平
切り株下や周辺にヤマビルの発生はありませんでした。


翌朝6時、気温22°、天候曇天
昨日重曹を散布したところを確認しに行きました。


まず昨日はヤマビルがいなかった管理道の下りで数匹ヤマビルが寄ってきました。昨日見なかった場所にヤマビルがいた事に少し衝撃を受けました。その場所へは重曹は散布していないので今後対策を行わなくてはいけませんやはり気温や湿度、天候、時間など発生条件がその都度異なっていて昨日と同じ条件のようにみえますがヤマビルの生態にはもっと細かな活動条件があるように思えました。
昨日、散布した重曹が残っている場所にも
脇の方からヤマビルは出現しました。

当然ヤマビルが重曹に接触しなければ死滅しないので私が通ることでヤマビルが重曹に接触させる機会が増えて効果が上がるかもしれません。管理道、冬の小道もある程度は昨日よりヤマビルの発生はありませんでした。 一定の効果はあったと思います。
課題は散布機で重曹を撒くのは均一では無いので
ヤマビルを効果的に抑制することが難しいこと。
重曹10kgという量に対して対策できる範囲は左ほど広くない (今回約4kmを散布)。予想はしていたが1度重曹を散布した程度では効果は高くない。環境の改善が必要で草刈り、ブロアーによる路面露出、 重曹散布の仕方を改善をして尚且つ2週間に一度はヤマビルが発生している場所に何らかのアプローチが必要では無いかと考えます。
